仕事・社会人・大人
あーばかばかしい。そんな出来事と思ったこと。
何で物事を表面的に捉えるのか?
10年この会社にいて、30歳を越えて。
ある部下の遅刻増加が気になったオレは、開発のアシスタントに勤怠の状況を確認しにいった。
そしたらそいつ、オレが遅刻回数を気にしていると思い込み、遅刻数減少の為に努力してやがんの。
大幅に改善したって報告してやがんの。
あのさー、
オレが気にしたのはさー、
心身の不調を心配したのであってさー
遅刻『数』なんて表面的な部分は気にしてないんだよねー。
『数』の裏に潜む、遅刻の『原因』を気にしてんだッつーのッ!!
当然、オレの下に付く人間には毎度・事前に言っていますよ。
オレは仕事に支障が出なければ遅刻しても気にしない。
ただし…
開発の人間的には、実績がないヤツ・仕事できないヤツの遅刻には冷たいよ。
会社的には、勤怠は機械的にチェックしているし、そのまま給料に影響するから注意しな。
とね。
そもそも遅刻しないのが当たり前だっつーの、
改善前の遅刻数が異常で、改善後も遅刻があるじゃねーかよ!
しかも改善後でもオレより遅刻が多いじゃねーかよ!
毎度こんな感じ。
いつも表面的な対処ばっかり。で、皆に注意される。でも改善されない。
だって注意の内容も表面部分しか理解していないから。
理解していて、でも上手くできない ってんならオレは怒らない。
むしろかわいそうに思う。
あーでも、
理解できないって方がかわいそうなのか。
ところで最近、はてな(はてブ?)界隈で、就職氷河期がどうだ、マッチョだどうだとエントリー・コメントが飛びかっている。
オレ自身は、バブル末期かつカタカナ職業(古)の人だったので就職氷河期のことは語れない。
ただ思ったのは…『オレ(の考え方)はマッチョだったんだ!?』ってこと。
現プロジェクトで下にいる人間が、終了に伴いさよならしそうなそんな状況を前にして、本人の意識が低い・努力が足りないと思っている自分。
その考え方が当たり前だと思っていて、マッチョだとは思ってなかったので。
強者の理論とは違うんだよねー。
弱者だからこその視点だと思うんだよねー。
自分に自信がないから、自分を磨くわけじゃん?
弱者が何もしなかったら… なんにも出来ないじゃん!!
会社なんか信用できないでしょ? 最後は個人商店として需要があるかでしょ?
これってマッチョなのかなー。
そんなことを考える40歳手前。