存在の証明

はぁーーーーー今日も会社。今も仕事。


さてIT革命（笑）について。もしくは攻殻機動隊っぽい話。
会社で…いや家でもですが、何かわからないことがある時はすぐ『ググって』と言ってます。
さらに『googleの検索にヒットしないものは、この世に存在しない。googleこそが唯一の真理！　goooooooooooooogle!!』などとも。
無論冗談ですが…冗談にならない感じがしてきてますよ。


もともとは人から聞いた情報なんて、話半分で聞いていたじゃないですか。友達の友達の兄さんが関係者で、その人から聞いた極秘情報　とか。まして雑談レベルは基本的に記録が残るものではなかったし。
でも今では、ブログなんかに検証無しの伝聞が書き込まれると、記録は残るしさらに伝言ゲーム化して別の内容に変化しつつ広まったりする。さらにその記録も残る。
それを疑り深い、真偽を確かめようとする人ならともかく、そうじゃない人はそのまま受け入れる。へぇ〜へぇ〜　とか言いながら。そしてさらに広める。


まてまて。
疑り深いオレでも、ほとんどリアルに真偽を確かめようとはしない。せいぜいネットで検索エンジン使って元発言に近付く程度だ。それも元に近いほど正しいという前提（推測）に基くので、元が間違っていたらアウト。
仮にマスメディアの発信が元だったとしても、今更マスの何を信じろというのか？


ダメだ。『正しい』ことがわからない。
というわけで、真実はやぶの中という点は昔と変わらないが、真贋含めて情報量が異常に増えているので、嘘に振り回される人が昔より多い。そんな感じではないだろうか。


電車男だって本当に存在する証拠は無いし（実際に存在を疑い、検証しているサイトもある）、逆にgoogleでヒットしないけど実在する人物もいる。なんか怖くね？


とりあえず…
『ルームＴ』というデザイン事務所は、ネット上では実在しない会社なので、オレのプロフィールに入れておこうかなと思いました。
なお、社長の故Ｔ氏は実在してました。