NEXITのブログ

オレが常に何かを考え発信する為のWEBLOG。負担にならない程度に …が基本スタンス。

ゲーム作りのスタンス。

最近、同僚との意見の対立が頻発。
なぜかここに来て頻発。
一言で、一応客観的に言うなら、オレはイジワルであり同僚はやさしい。
主観的には、オレは心地よいイジワルを心がけ、同僚は分かりやすく・やさしくあろうとする。悩む内容であるほど、その傾向が顕著である。

オレのものづくりのスタンス、ひいては人と接する際のスタンスは、相手の感情を引き出すこと、それを心がけている。

具体的にいうならば…
謎解きやバトルバランスに関して、『難しいのは嫌』というヤツなんかは、簡単だとそれはそれで『物足りない』と言い出すに決まっている。
その中間がベストバランスと考え、それを目指すのが同僚のスタンス。
オレは難しい方に偏らせる。もしくは難しいような印象を与える手法をとる。なぜなら、例え少しでも難しいと感じるからこそ、それをクリアする喜びにつながるから。負けるからこそ勝つことに興味をもてるから。
適度なストレスを与え、それによって相手の感情を引き出すことができた時『面白い』『良い』ものになると考えている。たとえそれが喜び以外の感情であってもね。

関連して…
よく言われる『プレイヤーの身になって考える』のはちょっと違うよなぁって思う。正しくは『プレイヤーのことを考える』べきと考える。後者は前者を含むけど。
その根拠にあるのは、受け手は身勝手なものという意識。
何でも欲しがるでしょ?
プレイヤーの身で考えたら『欲しがるものは実装しよう』ということになるが、それがあったからといって使うとは限らない。あることに気づかない可能性大。またあったらあったで『うざい』とか言い出してもおかしくない。
なぜなら身勝手だから。

なので『プレイヤーのことを考える』。

プレイヤーにとって必要か?不要か?
そういった観点で考えるべきだと。そう思うのです。


…どんなに偉そうなことを言っても、出来たものが全てだよ。わかってるよ。チクショー!