NEXITのブログ

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増え続ける歴史と重み。

『SFムービー史』って本があるんですよ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826100892/249-9927009-9907512
1982年に発行され、新しい作品として『レイダース・失われたアーク』『タイタンの戦い』『ニューヨーク1997』あたりが紹介されている本ですわ。
それを処分するかどうか考えながら、久しぶりにちょこちょこと読んでまして。
そこで紹介される作品群を見ながら、前に雑誌でSF映画の紹介記事を読んだときのことを思い出した。
『何で最近のしか紹介ないの?』って思ったことを。


少々ずれまして…メカ好きとしては当然押さえてある『機動戦士ガンダム MS大全集』って本があるんですよ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840234116/qid=1148182299/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-9927009-9907512
といっても98年版。最近2006年版↑が出てまして、ちょっと手にとって見ました。つってもビニールがかけてあるので、表と裏と帯の文面を。
あー、扱っている作品がすごい増えてる…。
ガンダムに関する情報はどこまで増えるんだ! 最近のオタは大変だな』と思った。
当然、ガンダムよりも歴史があるウルトラマン仮面ライダー、海外ならスタートレックでも同様のことになっているわけで、そっちも大変だなって思った。


高校のとき歴史が苦手だった。いや古代は大得意だったけど、近代〜現代ダメだった。理由は興味がもてなかったからなんだけど…それとは関係なしに『今でも歴代総理大臣を暗記させたりしてるのかな? だとしたら大変だな。受験生。』って思った。




時間を追う=増え続ける歴史を追うって大変だよね。
まぁ好きなことだったら苦ではないとは思うけど、ウソの情報も紛れ込んでいるわけで、その判別も必要だから。さらに出来事の重みもいろいろあるわけで。
その辺はどんなに頑張っても、リアルタイムに触れてきた人間とは埋められない部分だし。


全てを知ることをあきらめて、ある範囲に限定して楽しむか、何かを犠牲にして全てを知ろうとするか。
その辺が踏み絵になっている気がする。古いオタから見ると。


つーわけで、表層部分に触れて喜んでいるヌルいオタが誕生するのは必然だったんだろうなって。
そんでもってそういう風に楽しめるだけ、オタな趣味が世に認知され普及しているんだよなって。
そんな風に思った。


なお自分は古いオタではあるが、全てを知っているつもりはありません。当時のオタの一般常識を身につけてるだけですから。